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講演会・シンポジウム

第19回講演会を開催

損保9条の会恒例の秋の講演会(第19回)は、10月22日(土)午後、東京都北区「北とぴあ」ペガサスホールで開催されました。

講演に先立ち、全国で憲法9条を守り活かす活動を展開している仲間から、主に大阪・関西地域で活動している大阪損保革新懇の張間恵樹会長、商社を基盤に活動している商社九条の会・東京の飛山幸夫世話人からエール交換のご挨拶をいただきました。

外交評論家・元外務省情報局長 孫崎 享さんが講演

次に、外交評論家・元外務省国際情報局長の孫崎享さんが登壇し、「平和構築への確かな道ー日本と東アジアの今後を見据えて』と題して講演をいただきました。孫崎さんは、ご自身の外務省・外交官時代の経験や内外の豊富な情報をもとに、ウクライナとロシアのこれまでの関係や紛争の経緯、NATOの東方拡大やロシアの主張にふれながら、「NATOとロシアの過去の『約束』であったウクライナに拡大しないこと、ウクライナ東部に民族自決権を与えることが唯一の解決策であり、そこに立ち返る当事国と国際政治が外交努力を尽くす必要がある」と力説されました。また、東アジアの台湾等をめぐる問題にも言及され、「台湾の取扱いに関するアメリカと中国、尖閣問題をめぐる日本と中国の過去の『合意』が尊重されなければならず、その『合意』を厳守する外交努力こそ求められる」と締めくくられました。会場参加者からの質疑に孫崎さんが一問一答式で答えるコーナーでは、8つもの質疑に対して、孫崎さんがてきぱきと回答され、大変好評でした。休憩時間には孫崎さんの最新の著書『平和の創る道の探求』のサインセールがあり、参加者は次々と買い求め、孫崎さんのサインの列に並んでいました。

参加者からは「ウクライナ戦争の背景にNATO拡大があることを初めて知った、まだまだ知らないことが多いことに気づいた」「軍事力強化はやむを得ないと考えていたが、戦争で失うものがあまりにも大きい、戦争にならない外交努力こそが重要であると思った」などの感想が寄せられました。

当日の会場参加者は84名、ユーチューブによる視聴者(事後視聴を含む)は82名でした。

ユーチューブ動画は次のURLからアクセス

https://youtu.be/794wySqS-YM

講演レジュメ・資料