憲法記念日の5月3日、憲法を守り生かそうと、全国各地で集会や行動が行われ、東京では国会議事堂正門前で5・3憲法大行動が開かれました。損保からは損保9条の会メンバーら8名が参加、YOUTUBEを通じて自宅からオンライン参加した方が多くみられました。 はじめに、大行動実行委員会を代表して九条の会事務局長の小森陽一氏が挨拶、「コロナ禍で国民の命や人権を守らない菅政権は憲法に違反している。憲法13条で個人の尊厳が保障され、生命、自由、幸福追求の権利があることを改めて主張しよう」「3つの国政補欠・再選挙で市民と野党の共闘が勝利した、憲法を守り生かそうとする側から政治を変える段階にきている」と訴えました。 作家の雨宮処凛さんが、コロナ禍で広がる困窮の実態を告発し、「命とくらしを守るために憲法を積極的に使っていこう」と語りました。前法政大学総長の田中優子さんは「日本国憲法と自民党改憲草案を読み比べてほしい、自民党の改憲草案ではまったく違う国になってしまう。私たちには今の憲法を棄てるか守るかの2択しかありません」と訴えました。 立憲野党から、立憲民主党枝野幸男代表、日本共産党志位和夫委員長、社民党福島瑞穂党首、沖縄の風伊波洋一参議院議員が挨拶、コロナ禍で憲法を守り生かす政治への転換を呼びかけました。 最後に市民連合の山口二郎法政大学教授が挨拶、野党の統一候補が勝利した3つの国政補欠・再選挙にふれ、「総選挙で政権交代を実現し、憲法理念を実現できるよう、全国で声をあげていこう」と呼びかけました。
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